人生研究会 活動日誌

「人生を楽しむために必要なことを全部する!」人生研究会です

百合BL会 2020年9月26日

※これはかなり雑なまとめ(議事録)です。内容が多すぎて見やすくまとめる手間をかけていないので適度にスクロールしつつ、自分にグッとくるワードが目に入ったあたりに注目してみる読み方を推奨。日本のBLの変遷についてパワポ発表してくださった方のくだり(「百合の話」以後)必読。

 

 

議事録

「自己紹介」16:45〜

 

高瀬
・ミドリさんが強火のオタク、それに触発され開催
・わかりやすくないものにBLを見出してしまう人々の姿が好き
・メインストリームに寄り添えず
・ひたすらデュラララ!!にはまる
・殺し愛がすき

 

渡辺
・家族が腐女子なので参列

 

ミドリさん
・ハーバービジネスオンラインに寄稿(マイノリティ系)
ドストエフスキーのBL、ほか古典BL
・神と人のBLが好き
神を人にさせようとする
・百合は書くほうが好き、下妻物語、馬場宿の夜

 

 

ショウゴさん
・シェアハウス立ち上げ人
・ダンス系ライター、芸能とイベント、野良心理学→オタクの心理学研究
・男、データベース消費(属性で分ける)
どの属性が好きかでわかれる、それを内面化していく、主人公に感情移入(自己投影をしやすい作品に喜ぶ)
女性、関係性を楽しむ、ビフォーアフター
十年前くらいから融合し始める
「日常系」→男子校の内容が展開することが特徴の一つ(男がやりたいことを女にやらせる)
BL男子、百合を求める男子、入れ物として楽しむ?
今はアイドルオタクの研究中

 

コロトロさん
・ずっとオタク
・常に腐女子ではないらしい
・プレゼンが用意されていた

オメガバース
最近盛り上がってきてる?
ミドリさんは地雷らしい
「男の妊娠が可能」→「いいですね」
「妊娠する性が弱いのがもにょる」
Ωはαを誘惑してしまう!
エロ、運命などがフォーカスされることが多い

・タイカ
スケートしながら歌う作品、キンプリのカプ
タイガくん(ひねてる系)×カケル(富豪系)
→下克上萌え

・勇ヴィク(リバ)
ユーリオンアイス
勇利×ヴィクトル
主人公(能力高くヘタレ)その憧れの選手
・距離が近い
・この業界ゲイが多いのでガチかもとのこと
逆もあり
リバ万歳

 

アッキーさん
・「社会性を取り戻します」「捨てろ!」「犬に食わせろ!」
・海外のビジュアルノベル『バタフライスープ』、海外のティーンがセクシャリティを自覚していく

 

メルスケさん
・オタクは高校生から、同人誌描いてた
・BLのオンリーも主催するが、本人は腐ってない、なんでも食べる雑食
・本日は一般人として参加(自称)

 

きのこさん
・中学時代に封神演義
パンセクシャル
・幽白の腐女子のゆきちゃんが戦犯、ゆきちゃん最強説(ショクパンマン総攻め)、生物(B'z)もやってた
・芝生で同人誌を売る福岡ドーム即売会
・中学生くらいにセクシャリティを自覚、苦しくなってくる→同性を好きな気持ちからBLを消費できなくなる「アナルはもっと大変なはずだ!」
→そこから距離をおくように
女性同士の切ない系小説などにハマる、『マイプライベートアイダホ』を擦り切れるほどみる

 

モモさん
アセクシャル、性描写はオッケーですとのこと
セクシャリティ問い直しのきっかけ、百合方面?宝塚にハマる
ニジンスキーにはまる、その人も同性愛者
同性愛者の女性が男装してBLという現象に衝撃を受ける
・「BLは片足突っ込んだら抜け出せない世界」

 

デニーさん
・「第一線を退いたオタク」
・BLなどにも抵抗なしでなんでも見る
LGBT系のストーリーもすんなり受け入れる

 

くしがはまさん
・「現代をオタクで生きてると異性愛がもはやマイノリティなのでは?と思う」
ウテナに始まり、キンプリの二次創作系列のストリップショー(??)に衝撃を受ける
「BL見てる時はサイリウム振ってるようなもん」

 

いのうえさん
・GLがメイン
・もっとディープなところを知りたい

 


休憩中 18:00〜
・オタクは並列に繋いでも意味ないが直列につなぐとパワーを出す
東のエデン
・麦茶セックス

 

 

再開 18:20〜

「下克上萌えについて」
・マイナー? タグ分けされてないだけで結構多い
・「誘い受けが一番いい」
・「ロールが固定されていると辛くなってしまう、カップリングが混乱するのがすき」
「強い方が弱くなるのが好き」
「もっとマイナーな話していいですか??」
「生と死が対立するもの」暗いものが多い
落ちの暗さは時代の差? 俺はそんなことないと思うけど
昔のゲイ描写、犠牲者的な立ち回りをさせられることが多かった


LGBTの認知向上で悲劇性が潜在的なものではなくなってきている可能性
アンコントローラブルな恋、「禁断の恋」に萌える
マリみてが〜〜」「私の母校がモデルらしいですが実際に同じことがありました! (お姉様制度)大興奮

 

 

「百合の話」18:35〜

ウテナの話
西園寺×東亜
駄目男と幼馴染、ホモソの中の慰め合い
設定の確認で話が弾んでいる?
車が男根の象徴(男の子の憧れ)
女の子が憧れるシンデレラ城を超える

・BLの需要、百合の需要を生み出すものは?

・BL入門編
オタクと混同されることも
男は「貴腐人
「一般人」の感覚、BLでヒゲ生えてるキャラがいるの?
推しキャラが攻めになるタイプ
「一穴一棒主義」パワーワード
リバ、王道邪道などで揉めたとのこと
・ベーコンレタス
・入りが生物
「ナマモノ」は事務所に訴えられるなどリスクが高いため凄いセキュリティとゾーニング

サイトのパスワードだけが羅列されているメモ帳が存在
・「半ナマ」
ハリポタ、相棒など
ジャニーズ p禁、まんだらけ事件(キングオズプリズム)
まんだらけ店員が投稿→炎上→漫禁(まんだらけ禁止)
BLの歴史
竹宮惠子萩尾望都木原敏江摩利と新吾

耽美もの(美しい絵柄が特徴)
絵がすごい!!!
性行為描写は朝チュン

 

 

ジュネ(JUNE)系
雑誌の名前、禁忌背徳と苦悩からの葛藤
結末がバッドエンドが多い
「男同士」が強調、恋愛は主軸ではないことが多い
ドラマチックな展開が強調
小説も多い
・精神的、魂のつながりが強調
物語性

やおい
80年代、男同士がセックスする姿が見たい!
ジュネが重すぎた反動?、男女雇用機会均等法も関係?
女性がエロを見たがれる時代背景
ネット環境の普及で爆発的に広がる(親には言えないユーザーも数に)→エンタメ的な色合いが強まる
スポーツのような、何か一つのことに向かう展開のものが多い
男同士のセックスを目当てにする層が爆誕
角度的にケツに入れないやおい穴問題
→ゲイの人々への悪影響の根元に
今はリアルに寄せていく描写も

 

 

BL
元は耽美・ジュネの言い換え、今は広範な概念を包括
特徴は世界観的に男同士の恋愛に肯定的であること
「悩める主人公」が人気
→ 一般層への普及も、性行為が描かれないものも
ナマモノだけイベントのバナーがない
・BLが好きだから好き
・女は自らの性を楽しむ存在ではない層→成人すると抜けていく人々の層?

現実のLGBTとの繋がり
性自認と恋愛
恋愛対象を名乗る必要は?

百合BLなど、カップリングの◯◯化

やおい穴
それが生まれた必然性が存在
対位の問題、参考資料の少なさなどの歴史的理由
愛情の証明にセックスを求める文化的バックグラウンド

腐女子カップリングでオナニーするか問題

即売会が性的コンテンツの販売会なのにナンパが成立しない問題→真面目なすけべが多いから
真面目さがこういうコンテンツに走らせる?
「公に発言できないのはおかしい」

2008年、電車男以降オタクのカースト位置が上昇
今のオタクは「花道」のような? 教養
2015年くらいまで、オタクとしてのアイデンティティを獲得しに秋葉原へ行っていた
それ以降オタクファッションは減少傾向「オールドスクール」なオタク

「ファミリー」感、コミュニティ全体でコンテンツを支える意識のあるジャンル

 


廃課金、強制布教は公式への過剰な忖度になって逆にコンテンツを潰すことも
ファンは「リスペクト」から自分を下げすぎて忖度にならない注意を!!

 

 

 

メモ担当・わたなべかい(ありがとうございます!)